初めまして。株式会社WINQERの代表の坂本です。
まずこのブログを立ち上げた目的ですが、私がどういった思いで会社を運営しているのか。どういったメンバーと一緒に走っているのか、そんな空気を感じていただくために立ち上げました。今回は初回ですので立ち上げの経緯から書いていきます。
私は学生時代に個人事業の店舗で働かせていただくことの多かったこともあり、社会人になったら経営者の役に立ちたい。そんなことを漠然と考えて就活に挑みました。経営コンサルタント、戦略コンサルタント、会計コンサルタント、さまざまな選択肢がある中、どれもしっくりきませんでした。今思うと、机上の空論という言葉がしっくりくるような業務内容にインターン生の時分から嫌気がさしていたんだと思います。
そんな中、尊敬する先輩がリクルートでWEBコンサルタントになるという話を聞いたので食い入って詳細を伺うと、「webを使って集客をサポートすることで売り上げを上げる仕事」という返答が返ってきたのですが、その瞬間に自分がやりたかったのもこれだ!と直感で感じました。経営や会計、戦略などはどれも抽象的すぎて結局エクセルに数字を当てこんだり資料作成をしたりこんなことが個人店舗や中小企業に必要なのか、そういった疑問を吹き飛ばしてくれました。そして大学を卒業してすぐに大阪市内でWEBコンサルタントとしてキャリアをスタートさせました。
同年代が大きな会社に就職していく中で、ベンチャーに入社するという逆張りをしている自分を心のどこかでカッコいいと単純な考えを持って新卒1期生として同期は0業界経験0からのスタート。
不安だらけですが、壁があるから人生は楽しいものだと思います。当然いろんな壁にぶち当たりますが、元々学生時代に営業をしていたこともあり、入社数日には契約をいただくことができたのである程度幸先は良かったと思います。初めてご契約をいただいた代表の顔は今でもハッキリと覚えていて、店舗の前を通る際は心の中で感謝の念を唱えています。そういった優しいお客様に恵まれながら初月を終え、200万円程度の売り上げで着地したと思います。同じ年に卒業した新卒1ヶ月目はSNSで「研修がだるい」など愚痴が溢れる中でとても自己肯定感が高まったことを覚えています。そのまま順調に売り上げを上げていったのですが、学生時代一緒にNYに店舗出店などをしていた飲食業の社長から新しくITサービスを立ち上げたいから坂本君の力を貸して欲しいと電話ありました。当時いい感じで社会人生活を過ごせていてその会社TOPセールスになることが一つの夢でもあったので、一度は断ったのですが熱烈なアプローチの末に転職を決意します。
転職先のビジネスは店舗集客がメインのプラットフォームアプリでしたので前職の経験は大いに活きました。ただ、その社長が集めた他のメンバーが私以外はほとんど違う畑の方で、正直誰1人として広告営業というものを理解していませんでした。
そんなサービスが上手くいくことはなく、そこの社長とも半ば喧嘩別れのような形で退職することとなり、また振り出しに戻った状態でした。何もなくなった時、逆にやりたかったことをやろうと熱くなったのを覚えています。やりたかったことはシンプルにWEBを使って誰かの役に立ちた。そこからフリーランスが登録する仕事募集サイトに片っ端から登録してできる仕事はすべて受けました。
それだけでは生活ができるはずもなく、まだ流行り出す前のUberイーツ(結構稼げました笑)を雨の日や何もない日には活用してどうにか生活を凌いでいき、ある程度しっかりと実績を作るとができたので、初めて屋号を構えることになります。
シンプルに横文字でカッコいいのは大前提という思いだったのですが、あるサイトで「Winners never quit. Quitters never win(勝者は諦めない。諦めたものは決して勝てない)」この言葉を見た時にシビれました。自分の今までの生き方、考え方の理想が全て詰まっている簡潔なフレーズです。ここからwinqerがスタートしました。
2019年に作成したロゴです。