『無料』WEB分析のための必須ツール
WEBサイトで戦略を立てる際に必要になるデータとして、『市場、競合、自社』この3つを分析する事が基本です。
中国の戦略家、孫子の言葉に『相手を知れば百銭危うからず』この言葉のように相手を知り、自社を知り、市場を利用する。
戦の基本が、WEB戦略でも役に立ちます。今回は、そんな分析に役立つツールを分野ごとにご紹介致します。
それぞれの分析方法や使い方などは別記事とします。
今回は誰でも利用できるように無料で導入できるツールを中心に紹介致します。
自社の分析ツール
Googleアナリティクス
https://analytics.google.com/analytics
こちらはとても有名なツールでWEB解析といえば、アナリティクス です(GAとも言います)
このツールの特徴は、やはり検索エンジン80パーセント以上のシェアを占めるGoogleが開発している点でしょう。
分析できる項目として、ユーザーの層や、アクセス経路、アクセス数、クリック数など、基本的な解析はほとんどこちらで可能です。
Googleサーチコンソール
https://search.google.com/search-console/
こちらもアナリティクス 同様、Google開発の有名なツールです。
違いは大きく、外からの影響を分析するのがアナリティクス 、内側を分析するのがサーチコンソールというイメージです。
検索に用いられたキーワード(KW)ユーザビリティなどの項目を確認できます。
競合の解析ツール
SEOチェキ
https://seocheki.net/
SEOに関連した情報を入手する事が出来ます。具体的に、ドメインの取得日、設定キーワード、ディスクリプション(サイト説明)、順位などを確認出来ます。
おすすめの競合基準として、キーワード設定やディスクリプションはもちろん、h1タグの設定が出来ているかを確認してください。加えて、インデックス(登録ページ)を確認してください。
定期的に更新しているサイトや、数が多いサイトは比較的強い傾向にあります
具体的な利用方法として、設定されているKWから自社の強みをで勝てる項目を探す。対策されていないKWを探してそこを攻めるなどです。
シミラーウェブ
https://www.similarweb.com/ja/
こちらは有料商品ですが無料で利用可能です。サイトの流入量、デバイス(使用端末)経路、などは無料で充分計測可能なので、SEOチェキと併せて利用するべきです。
具体的に業界の傾向を知る事が出来ます。注意点として、アクセス数の多いサイトでないとデータが表示されません。
これはシミラーウェブ 以外のツール同様ですが、競合分析は自社分析よりもデータを必要とする為、情報量が多い(業界最大手など)でお試し下さい。
市場分析
Googleキーワードプランナー
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
google広告アカウントを作成すると利用できるサービスです。(広告の出稿はしなくても問題ありません)
こちらはGoogleが提供しているキーワードボリュームなどを測定するツールです。
キーワードのボリュームから、市場のニーズを知る事が出来ます。
さらに、そのワードに対する競争率もKW単価として確認できる為、業界が何に注目しているのかを確認する事が出来ます。
まとめ
これらの分析はWEBマーケティング 会社が日常で行っている作業の一つで、基本中の基本でもあります。
SEOはもちろん、広告の出稿やSNSの更新、ブログの更新やオフラインでの商品開発にも役立ちます。
それぞれの情報は点でしか入手できません。大切なのは何のためにデータを入手するのか。という視点です。
そこから逆算すればデータは必ず無駄にはなりませんので、WEBマーケティング以外にも活用してください。