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ホームページ制作の相場・費用 【2023年版】
ホームページ制作会社に依頼するメリット
最近では自分でホームページ制作できるツールの台頭で制作会社に依頼しないという選択肢も増えてきました。
ただ、制作会社に依頼することのメリットは実はたくさんあります。
素人でも簡単に作成できるツールはたくさん存在しますが、どうしても安っぽいデザインになったり、グーグルへの登録の仕方が分からなかったり。結構面倒なことが多いのも実態です。
・デザイン
ここは大きい点です。個人で趣味でサイトを開設する場合を除き、ホームページは綺麗に越したことはありません。
簡単に作成できるツールでもデザインは奥深いもので、一朝一夕に習得できる物ではありません。
とりあえず無料でホームページが欲しいなどの場合はご自身で制作されることもアリですが、基本的には商用のHPはプロに依頼することが望ましいです。
細かい導線設計や色使いでサイトを訪れたユーザーが受ける印象は大きく変わってしまいます。
ブランディングを含め集客や採用のチャンスを逃すなど、機会損失につながってしまう恐れがあります。
上記のような例は基本的に単価が高い商品であればある程、顕著に起こり得ます。
そうならない為にも商用のホームページは無理をせず依頼されることをお勧めいたします。
・SEO
SEOとは(リンク)ホームページの検索順位対策の事を指します。基本的にSEOは制作段階よりも運用時に差が出ますが、根本的なサイト設計ができていないと正しい評価を受けることができないです。
内部リンクの正しい配置や、ホームページ紹介文のキーワードの散りばめんなど、予め行っておくべき対策も沢山あります。基本的な設計をできる制作会社に依頼することも重要なポイントです。
・運用
上記にも記しましたが、SEOのほとんどは運用で決まります。この運用にはBLOGの更新や、競合他社の分析など、最近ではSNSを絡めた戦略なども必要です。年々複雑になっていく運用ですが、この点を任せることができる点も大きなメリットと言えます。
・WEB集客相談
運用を任せたり、コンサルを依頼しない場合でも、ブログの扱い方やちょっとした更新方法なら無料でサポートしてくれる制作会社も多く存在します。
ちょっとした、WEB集客の悩みを相談できるのも一つのポイントです。
ホームページ作成 費用一覧
制作会社の価格も1万~500万までピンキリです。高ければ言い訳でも安ければいいわけでもありません。
目的に応じた制作会社を選びましょう。
1~10万(駆け出しフリーランス)
駆け出しのフリーランスや趣味などで制作を請け負っている個人の方が多いのが、この価格帯です。
この価格帯で期待できる内容として、制作デザインや文章がある程度揃っている状態で、内容だけ公開したいという方におすすめです。
自分で制作する手間がなくなるイメージで利用できるので、とりあえず名刺にホームページのアドレスを載せる必要がある方などはフリーランスサイトで探してみてください。
こんな方にオススメ!
・個人の方が趣味でサイトを開設する
・内容も決まっていて、Googleに公開するだけ
10万~30万(格安の制作会社)
実績を持ったフリーランスや、格安の制作会社が制作のみで請け負ってくれる価格帯です。
1~10万円の価格帯との違いとして、実績から選定することができるので、自分好みの感性を持ったフリーランスの方に依頼できる点です。さらにこの価格帯になってくるとデザインを提案してくれる方も多い為、初めてのホームページでビジネスをスモールスタートしたい方におすすめです。
こんな方にオススメ!
・ホームページの運用は考えていない
・とりあえず予算を抑えたい
30万~60万(安めの制作会社)
ここの価格帯でようやくページ数によっては一般の制作会社にも依頼することができる価格帯です。制作会社に依頼できるメリットとしては上記に挙げた通り、住所や身元が知れているので当然ですが、中途半端な仕事をすること少ないです。当然、デザインの提案や文章作成も請け負ってくれるところが多い為、5ページ程度の簡単なコーポレートサイトを作成する予定でご予算に余裕がある場合は検討してみてください。
こんな方にオススメ!
・5ページ程度の簡単なホームページを制作したい
・しっかりしたホームページを作りたい
60万〜100万(一般的な制作会社)
撮影、デザイン、文章作成、制作後のサポートなど基本の内容が全て揃っている内容を提供している会社が多く、一般的な制作単価と言えます。
ページ数にして、10ページ前後の中小企業のコーポレートサイト制作がメインになる相場帯です。
ある程度従業員の方がいる場合や、新たに従業員を獲得していく場合、集客用のWEB制作メインになります。
こんな方にオススメ!
・ホームページで集客を考えている
・WEBマーケティングをしていく
100万~300万(こだわりのデザイン)
デザインにとことん拘りたい中小企業などがオーダーメイド制作を依頼する際の価格帯です。
撮影、デザイン、文章作成、サポートはもちろん、ほとんどの場合は集客のためのキーワード設定やレポートの用意なども合わせて依頼でき、
本格ホームページが作成できる価格帯です。
ある程度WEB集客の基盤が整ってきた企業が更なるステップアップの為にリニューアルなどを検討する場合などに基準となる価格帯です。
こんな方にオススメ!
・オーダーメイドのフルスクラッチホームページが欲しい
・予算に余裕がある
300万〜(大手制作会社)
誰もが知っている大企業やページ数の多いオリジナルサイトがメインとなります。
この価格帯ではコンサルティングなども含めて、広告を出稿したり、企業のWEBマーケティング部署のような動きをしてくれる制作会社が多いです。
制作技術が非常に高く、ハイクオリティな場合が多いため、従業員が500人〜の企業様におすすめです。
こんな方にオススメ!
・500人~の企業
・オーダーメイドのフルスクラッチホームページが欲しい
ホームページの規模と種類別の費用目安
こちらでは一般的な制作会社(上記)の費用相場感での内容です。
規模別
規模感 | 費用感 |
小規模ホームページ5ページ程度 | 40万円〜60万円 |
中規模ホームページ 10〜50ページ程 | 60万円〜150万円 |
大規模ホームページ 50ページ〜 | 150万円〜 |
小規模ホームページ5ページ程度 | 40万円〜60万円 |
ホームページの種類別の費用感
ホームページの種類 | 費用感 |
コーポレートサイト 中規模(オリジナル) | 60万〜150万 |
コーポレートサイト 中規模(テンプレート) | 30万〜50万 |
LP(ランディングページ) | 15万〜50万 |
採用サイト | 50万〜150万 |
ECサイト(オリジナル) | 80万〜 |
ECサイト(テンプレート) | 50万〜 |
ホームページ制作会社の選び方
当然同じ価格帯でも技術や内容により、中身は大きく異なります。
まず初めにおすすめしない制作会社も存在することをお伝えします。
おすすめしない制作会社
・集客の全体像を把握していない
・デザインの提案しかしてこない
・SEO対策の中身が曖昧
・営業マンが知識を持っていない
基準として、商談の際に『検索順位を絶対保証する』『弊社の特別システムで作れば1ページ目に表示されます』などの根拠のない保証をしてくる会社は絶対に信用しない事をおすすめ致します。
理由として、Googleの(Yahooも)検索順位の基準はGoogleが決めています。制作会社は最善を尽くすことしか出来ないため、マトモな会社は絶対や保証という言葉は使いません。
上記を踏まえて、制作会社の選び方を個人の基準でお伝えいたします。
ホームページ作成会社を選ぶ基準2点
・目的はなに
・こだわりはなに
この2点です。
目的はなに?
まず、目的に関してですが、集客用なのか信頼用なのかで目的は大きく異なります。
具体的に、集客目的のサイトでは、タグの設定や検索ワードの選定が必要なのでその工数分費用がかかります。
信頼用とは、例えばBtoBの企業などが会社名を調べたときにサイトが出てくるだけでいい。などの場合に用います。
集客目的の場合は、制作前にキーワード設定やディスクリプションの設定などがあるのか確認し、CMSでの制作をおすすめ致します。
CMSとは更新ができるホームページの事で更新することで集客効果を発揮する際に必須です。
加えて、集客用にリスティング広告に利用したいやSNS広告に利用したい場合などにはHPではなくLP(一枚もの)作成がメインとなります。
この辺りも制作会社と折衝を行って、最適なプランを提案してもらいましょう。
近年では採用専用ホームページもあるので、依頼前に目的を明確にすることが重要です。
依頼した際に目的を尋ねない制作会社は目的にコミットする意識が低いので、可能な限りヒアリングを徹底する会社を選びましょう。
こだわりはなに?
実績やサイトの雰囲気を確認し予算の合う会社を選びましょう。
ポイントとして、制作会社のHPが見易いかどうか、具体的にオシャレすぎて見辛いサイトやスマホ対応をしていないサイトのホームページ制作会社は避けましょう。
絶対条件として、他人に理解してもらう事がホームページの目的です。その点を意識して精査してください。
ホームページの保守・運用費用
ホームページを公開してからかかる費用の解説を致します。
まず、保守に関してですが、基本的にレンタルサーバーを用いた制作の場合は発生しないケースが多いです。(レンタルサーバー側で行っています)
運用費用はなにをするのかで変動します。例えば、システムの更新だけなのか、解析レポートがあるのか、コンサルティングがあるのかなどで異なります。
ホームページ 保守費用
レンタルサーバー代はおおよそ月に1,000円前後が目安かと思います。こちらに関しても利用するレンタルサーバーによって異なりますので、各制作会社さんに確認してください。
ほとんどのコーポレートサイトの制作現場では、レンタルサーバーを使用します。制作会社に直接聞いてみると大体の月額を教えてくれるかとと思います。
ドメイン(URL)費用も選ぶドメインで異なります。例えば、.jpや.comなどメジャーなドメインですと1年で5,000円ほどかが相場です。
winqerでは、bizを使用していますが、こういったマイナーなドメインを使用すれば2年で1円など格安のドメインも存在します。
オリジナル感を出すために敢えてマイナーなドメインを使用しておりますが、制作の現場では基本的にメジャーなドメインをおすすめしています。
ホームページ 運用費用
そして運用費用ですが、こちらは制作会社への支払いとなります。
ここで注意していただきたいのが、運用をブラックボックス化してなにをしているのかはっきりと説明出来ない制作会社の殆どはなにもしていません。
例えば弊社の場合、制作後の運用サポートに関しては簡単な相談なども受け付けていますが、それ以上のサポートをお求めになられない場合は、納品後に一切費用をいただいておりません。
ただ、コンサルティングの必要性や本格的にWEBマーケティングを活用したいというお客様に対しては別途ご案内させていただいております。基本的には制作後の運用面を考えてこちらをおすすめしています。
この運用費用については見積もり段階で尋ねておくと良いかと思います。
格安のHPのカラクリが、実は制作後の運用費がなにもせずに月額5万円などのケースもあるので、必ず確認しましょう。
まとめ
ホームページの制作はなにを目的に誰に依頼するのかで、大きく価格が変動します。ただ、安ければ良いわけでも、高ければ良いわけでもない所が難しい点です。基本的には納品後の運用を考え、サポートの充実した制作会社を選ぶことがおすすめです。
加えて、いくらで制作したホームページであっても、しっかりと運用しない事には集客用のホームページに育て上げることは難しいのです。いつでもプロに相談できる環境を作ることをお勧めします。